バラ休暇2006年05月28日 11:36

日々忙しくしているうちに、5月も下旬となってしまった。

横浜ではバラの季節真っ盛りだが、そろそろ峠を越す時期だ。この春もオールドローズやイングリッシュローズに魅せられ、バラ園を渡り歩いたり、バラの写真を求めてインターネットを徘徊するローザリアン(バラに心を奪われて夢中になっている人)がたくさん誕生していることだろう。

新米ローザリアンほど手に負えないものはない。
何しろ頭の中の大部分がバラに占領されていて、家事も仕事もうわの空だ。一緒に暮らす者はたまったもんじゃない。

仕事で疲れて帰ってきたときに
「今度買いたいバラはね・・・」
なんて聞かされる身にもなってくれ。

ウワサによると、「バラ休暇」なるものが存在するという。
5月の天気のいい日に、バラ園に行くために仕事や家事を休んでもいいのだそうだ。まだ世間一般には認められていないが、そのうち法的にもちゃんと認められるように、今手配中だとか。

5月の晴天のある日、バラ見学に出かけようとする妻に夫が
「家事はどうするんだ? メシは? フロは? オレの弁当は?」
なんて言おうもんなら
「ローザリアンの権利の侵害云々・・・」と非難の声が上がる世の中になるんだそうだ。

職場で「バラ休暇届け用紙」に記入して提出すると、上司や同僚の了解を得て2泊3日の「バラ見学ツアー」に出かけることができるようにそのうちなるはずだと、うちのローザリアンが言っていた。

どんなに仕事がたまっていても「バラ休暇なら仕方がないよ」と許してもらえるようになるとか。

但し職場においては帰ってきた翌日にミーティングルームで、撮ってきたバラの写真をプロジェクターに映し出し、どんなバラを見てきたか説明をする義務があるそうだ。

本当か??  冗談はやめてくれ。 ちょっと信じられないぞ。

今年の春は天気に恵まれないので、せっかくのバラ休暇もなかなか使えないのではないか。
「早くしないとバラの季節がおわっちゃう」と、お天気に関係なく、すべてを放り出してツアーに出かけるローザリアンの姿が、月末あちこちで見られるに違いない。観察してみてはいかがだろうか。

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