秋の香草・フジバカマ ― 2006年10月14日 15:26
毎年この季節になると、フジバカマが開花する。
すらっと背の高い姿に渋いピンクの花で、誰にでも好かれる和の植物だ。
その辺の空き地などにさりげなく咲いていてもよさそうだが、探してみると意外と出会えない。ベランダに鉢植えでは窮屈そうで申し訳ないが、どうしても秋になるとお目にかかりたくなるので、長いこと育てている。
風情のある姿は眺めているだけも十分満足だが、乾燥させたときの香りが素晴らしい。
桜餅の葉と畳のにおいが混じったような落ち着いた香りだ。慌しい日常生活をしばし忘れて、日本の晴らしさをしみじみと味わいたくなる。
ラベンダーやローズマリーに勝るとも劣らない和のハーブ・フジバカマ。乾いた葉を和紙に包んで枕カバーの中に入れて寝るとしよう。
着物姿で畳の上に正座し、お香を炊いている夢でも見れるだろうか。