ミスター・グリーン ― 16:26
台風の後の残暑も去ってほっと一息ついている。本日は、我が家のコーヒーの木をご紹介しよう。
一昨年の夏に、100円ショップでよれよれの小さい苗を買ってきたものだ。あまりにも弱々しく頼りない姿をしていたのでぜんぜん期待していなかったが、2年目の今年の夏、見違えるような姿に成長した。
背丈はまだ30センチそこそこだが、つやつやとした美しい葉を持っている。細い体の上部に鈴なりに葉をつけて風に揺れる姿は実に見事で、どんなに高価な観葉植物もかなわない。
特筆すべきは、病気や害虫がまったく寄り付かないことだ。所狭しと鉢植えが並ぶ日当たりに恵まれないベランダでは、これが大変にありがたい。
南国の植物だから初霜が降りる頃になったら室内に取り込み、5月になったら外に出す。気をつけてあげなければならないのは、直射日光に意外と弱い点だ。炎天下だと葉焼けするので、他の植物の陰になる場所などに置くのが良い。
以上のことさえ気をつければ実に育てやすくてありがたい植物だ。何よりも葉が美しくて、惚れ惚れするほど見栄えが良い。
ベランダのミスター・グリーンは、今年からこのコーヒーの木に担当してもらおうと思っている。
夏のフラミンゴ ― 12:34
1日ごとに夏の終わりが近づいていることが感じられる季節。ベランダでは夏の盛りに開花を休んでいたハイビスカス・レッドフラミンゴがぽつり、ぽつりと咲き出した。
目の覚めるような赤い花が午後のベランダで風に吹かれて、まるで飛び立つ寸前のフラミンゴの羽のようにゆらゆらと揺れている。
あまりにもみごとな姿に見とれていると、30分や1時間はあっという間に経ってしまう。麗しいこの花を見つめている間は、暑さなど別世界のごとく思われる。
ハイビスカスは、ベランダの環境と相性のいい丈夫な植物だ。梅雨時に咲き始めて休んだり開花したりを繰り返しながら、10月半ばくらいまでは咲いてくれる。
開花期は長いが、このような見事な花は夏の盛りの今しか見られない。「去ってゆく夏も捨てたものではない」と、このフラミンゴを見て思ってしまう。夏の終わりとは淋しいものである。
猛暑の後の注意事項 ― 12:28
お盆も過ぎて暑さも一休みだろうか。本日土曜日は、今までの熱帯夜がうそのように涼しい朝だ。
植物たちもほっと一息入れているだろうと、久しぶりに午前中ゆっくりベランダを見て回った。
8月に入ってから厳しくなった猛暑の毎日。
「水切れさせたらおしまいだ」
と朝晩頑張って水遣りをした。一度でもやり忘れたらアウトだから、どんなに忙しくても疲れていても、これだけは休まなかった。
そのかいあって、今のところ枯れ死はゼロ。写真のラベンダーのグロッソも、古い葉がひからびてはいてもちゃんと新しい葉が出ている。この姿なら来年も大丈夫だろう。
ベランダの猛暑がどんなに過酷でも、植物たちは結構大丈夫なようだ。水切れさえしなければカンカン照りの西日にさらしっぱなしでも、こうやって生き延びてくれる。毎年盛夏の時期は、枯れ死は意外と少ない。
それよりも、今日みたいに猛暑が一段落して涼しい日がやってきたら要注意だ。今までガンバっていた植物たちも疲れがドッと出るのだろうか。急に元気がなくなり、気をつけないと「枯れ死ラッシュ」が起こる。
そういえば我々人間も、普段仕事が忙しいときはどんなに疲れていても気が張っていて頑張れる。ところが一段落してヒマになるとどういうわけだかガタっときて、風邪を引いたり医者通いをしたりするものだ。
植物たちも暑さの厳しいときは気合を入れて頑張っているが、涼しくなったとたんに気が抜けて体を壊すのだろう。夏の疲れはこれからが要注意だ。
「涼しくなったからといって気を抜かないように」
植物たちも、そして自分自身(♂)にも、上記はこれからの最重要事項である
夏の花の開花サイクル ― 13:43
お盆休みのシーズンとなり、厳しい暑さが続く日々。コンクリートで固められたベランダの床は、日中は焼けるような暑さとなる。
それでも夏の花々が次々と開花している。あまりにも美しいその姿を見ると、如何に暑くても出て行かずにはいられない。
写真の花はマンデヴィラ・ピンクパラソル。繊細なパステルカラーの花びらは、暑さが厳しいほど生き生きとしてくる。まるで夏の日傘のようなこの花が咲くと、ベランダは夏の折り返し地点である。
マンデヴィラをはじめとしてハイビスカス、ムクゲ、キキョウ、ルリマツリなど、ベランダには夏を代表する花たちがいくつかある。注意深く観察していると、咲き方に2タイプあって興味深い。
ひとつは梅雨の終わりごろから咲き始めるタイプで、ハイビスカスやルリマツリなどがそれにあたる。7月の終わりから8月の上旬までに次々と開花して、8月の中旬にいったん咲き終わって少し休む。
もうひとつは8月の中旬に咲き始めて、秋の初めまでずっと咲き続ける。マンデヴィラは典型的なこちらのタイプだ。
お盆休みに入った今ごろがちょうど夏の花の入れ替わりの時期だ。梅雨明けからずっと咲いていたハイビスカスが一休みし、マンデヴィラの開花が始まった。
花の特性だろうか。それともこのベランダ独自のサイクルだろうかと、毎年不思議に思っている。書籍やインターネットなどで調べても、このことについては何も出てこない。植物たちがベランダの環境に合わせようと勤めた結果、こうなったのだろうか。
人生プログラム(♂)変更 ― 12:26
夏休みは7月に取ってしまったので、8月になってからは忙しく過ごしている。それにもかかわらず月初早々に更新し、1日明けてまた更新している。
今まで1年以上も書きたいときに書いてきたが、振り返ってみるとけっこうな分量がたまっていた。
「うん、我ながらなかなかいいことを書いているではないか」
と気をよくして、もう少しマジメにやろうと決心したのである。毎日更新はさすがにできないが、こうして書けるときにはできるだけ、何でもいいから書いていこうと思う。
話は変わるが、実は9月から職場環境が大幅に変わる予定だ。
転職と言うほどのものではない。ずっとやってきたことの延長線上にある職種ではあるが、今までより責任が重くなるということだけははっきりしている。ゆえに夜も眠れない、なんとなく落ち着かない日々なのだ。
9月からは通勤経路も変わる。通いなれた経路だったので、なんだか気が重い。鉢植えの植物が場所を動かされるのを嫌う気持ちがよく理解できる。人生プログラムを強引に変更された気分だ。
写真はアシタバ。摘み取っても摘み取っても明日にはもう新しい葉が出てくる、たくましい植物だ。ベランダの猛暑をものともしない、緑の葉のあざやかさ。
どこに行ってもこんなふうにしぶとく生きていたいものだ。